国際奉仕はロータリーの第四奉仕部門であり、ロータリアンが国際理解、親善、平和を推進するために実施する数多くのプログラムや活動を包含するものです。多くの国際奉仕プロジェクトは、発展途上国の人道的ニーズを満たし、また、異なる国や文化の人々に対する認識を培うことを助長することを目的としています。
当クラブでは、2010年よりタイ チェンライ地区の山岳民族の子供たちへの教育支援事業を行っています。
このプロジェクトはもともと当クラブのメンバーが有志にて行っていた事業を2010年にクラブの事業として取り込んだものです。。
チェンライ地区の山岳部にはいくつかの山岳民族がおり、タイのなかでも貧困率の高く今でも就学が困難な子供たちがいます。
我々はこの地区のホイマッケン小学校を中心に就学の援助と学用品や本等の援助、また進学の援助を行っています。
2013-14年度事業報告(2014.6.25〜29)
本年度も年度末となり、チェンライ地区山岳民族の子供たちへの教育支援事業を実施する時期がやってきました。
今回は中山会長エレクトと飯田鍵吾会計理事そして直前会長の私(長友)で行ってまいりました。
6月24日の新旧役員交代会を早々に切りあげ、羽田に急ぎます。フライトは12:30のTGです。最近はこの便で行くことが多くなりました。この便で行くと早朝にバンコクに到着しますから、1日得をした気分になります。
25日早朝にバンコクに到着し、少しホテルで休憩をとり子供たちへのお土産を調達しに出かけました。日本から持っていったこともありますが、
人数が多いのでかなりの量になります。バンコクで調達した方がはるかに楽です。今回はバンコクのスーパーで150人分のお菓子を買いました。
26日は早朝1番の便でチェンライへ向かいます。チェンライまでは約1時間半、日本で言えば丁度札幌へ行く感じです。チェンライ空港にはソンポン氏が迎えに来てくれています。彼には長年チェンライでのガイドと通訳をお願いしています。
チェンライ空港から車に乗り込み、まず本や文房具の調達です。以前は本も日本の子供向けの不用な本を寄付してもらい、タイ人の方に訳を書いていただいて持っていったこともありますが、これにもや
はり無理があり、今はチェンライの書店で購入しています。およそダンボール箱4つ分の本と文房具をチェンライ郊外の書店で購入し、ここから約2時間、車に揺られてホイマッケン小学校を目指します。
ホイマッケン小学校ではいつもの先生型が出迎えてくれます。子供たちも覚えていてくれてソワソワしています。集会所のような所で子供たちに奨学金と文具・本、そして一人一人にお土産のお菓子を手渡します。
今回も無事この事業を終えることが出来ました。奨学金を送るという方法もありますが、やはり自分たちの手で直接手渡し、また学校の図書館室の本が着実に増えていくのを確かめ、そして子供たちの生
活が少しずつ向上しているのを直接自分たちの目で確認することには、チェンライまで行く手間と時間をかけるだけの意義があると思います。
今回は3名での渡
泰でしたが、是非たくさんのメン バーに参加していただきたいと思います。
青少年奉仕はロータリーの第五奉仕部門であり、指導力養成活動、社会奉仕プロジェクトおよび国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の 理解を深め育む交換プログラムなどを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化が
もたらされることを認識するものです。
当クラブでは、2011年に伊豆総合高校にインターアクトクラブを設立し、このクラブとの連携、また支援を推進しています。
我々伊豆中央ロータリークラブは設立当初より「次代を担う青少年の育成は国の、また地域の存続に関わる」との認識に立ち、田方少年野球協賛や教育フォーラムまた青少年の交換留学など長年にわたり地域の青少年健全育成を重要なテーマとして青少年問題に取り組んで参りました。
その中で、IACをこの地域に作りたいという夢を長年持ち続けて来ました。
また、平成22年4月に開校した伊豆総合高校は、教育目標として 1)生徒一人ひとりの個性を大切にし、多様な教育活動を通して、その可能性の開発を図ります。 2)地域社会の産業・文化を理解し、その発展に貢献できる人材を育成します。 この二つを掲げています。
地域の青少年健全育成を重要なテーマとして青少年問題に取り組み、またIACをこの地域に作りたいと考えてきた我々伊豆中央RCは、この伊豆総合高校と連携することで、ロータリーの持つ奉仕と国際親善の理念を生徒に広めることにより、多様な教育活動に貢献できるのではないか、また地域の産業を代表する会員が自らの事業を生徒に伝えることで、地域の産業に対する理解を促進できるのではないだろうか。そして伊豆総合高校が掲げる地域との連携事業、地域産業振興事業としてのジオパーク構想啓蒙活動を支援することができるのではないだろうか。
このような考えから伊豆総合高校と協議を重ね、インターアクトクラブ設立の基本方針について合意にいたり2011年10月、県立伊豆総合高校にインターアクトクラブを設立することが出来ました。
現在伊豆総合高校IACと連携をとりIAC定例会への参加、修善寺大掃除への協力など事業を推進しています。
ロータリーの第三の奉仕部門である社会奉仕は、地域社会の人々の生活の質を高めるために、ロータリアンが行うさまざまな活動です。これには、ロータリーをより良い生活への希望の源とみなす青少年、高齢者、体の不自由な人々への支援などがしばしば含まれ、また地元社会のニーズに応えるものです。
当クラブでは長年選抜少年野球田方大会に協賛しています。